猫も喰わない

ハッピージャムジャム最高

ジャングルから砂漠へ

好奇心が旺盛です。

 

好奇心が旺盛で何事もチャレンジしたい精神がある。知らなくて興味があることに飛び込まずにはいられない。でも人よりその振り幅がデケェのでは?とは思う。SMバー!とか獣の肉を喰いたい!とかそんなんばかりに興味を惹かれている。両親は割と私みたいな獣道を歩くようなタイプではなく、知らないことは知らないままでいいじゃんというタイプなのでなんでこんな性格になってしまったのかはわからない。もうアラサーも後半戦だというのにいつまでたってもオトナのオンナみたいな落ち着きが出ない。落ち着きどころか恥じらいも胎内に置いてきてしまったらしくなんでもかんでも話してしまう……ツイッター上で全裸です。すっぽんぽんの状態でゲラゲラ笑ってる。そろそろ落ち着きたいという気持ちはあれど、多分一生こうなんだろうなという諦めはあります。

 

好奇心旺盛かつ、ツイッター上で全裸で隠し事をするという概念のない私ですのでパイパンにした話をしようと思います。覚え書きとして。記憶って薄れていくものだからここに書いておいていつか、ああこんなことしてたなあって思い出に浸れるじゃない?綺麗な話みたいにまとめようとしたけど所詮は股の毛が全部なくなったってだけの話です。(オブラートは死んだ)

 

そもそもパイパンにしよう!と最初思い立ったのではなく、IOが気になり始めたのがきっかけ。どうせIOをやるならVもやるか、そんでやるなら夏だし一回パイパンにしてみっか!レーザーや光は通うのが面倒だしどんなもんか気になってたブラジリアンワックス行ってみようかな〜〜という流れ。ブラジリアンワックスは元々は欧米の文化で、簡単に言えば蜂蜜みたいな粘度の高いワックスを毛の部分に貼って少し時間が経ったらビリィッと剥がして脱毛する出川哲朗もビックリのリアクション芸人の練習みたいな脱毛方法。メリットはレーザーや光の脱毛のように時間が経って抜けるのではなく一度で毛がない状態になること。あとVIOをやる場合、レーザーや光だと粘膜から指一本分くらい離さなきゃいけないのでその部分の毛がどうしても残るんだけどブラジリアンワックスはダメな部分がないこと。短気で飽き性の私が脱毛に何度も通うのは無理だなと思ったし、なによりブラジリアンワックスがどんなものなのかということに興味があった。それに夏場はオールオフでもいいけど冬場は別にしなくてもいいかなと思ったので、レーザーや光だと半永久的になってしまうからその辺も私的にメリットだった。

 

今の世の中便利になったものでネットで駅の名前を入れればサロンがすぐに出てくる。そこから口コミが高めのサロンをいくつかザッと見てひとつ選び5分もせずに予約は終了。1時間の施術で初回料金で4000円だった。美容室もネイルもマツエクもそうだけど予約が瞬で済む。昔よりお金を払うにいたるプロセスへの時間のかかり方って絶対減ってると思うな。

 

当日、毛の長さが1cm以上ないと施術はできませんと書いてあったのでそこだけクリアしていればOK。生理中でもタンポンさえ入れていれば施術可能らしい。すげえな。でもそこまでしてその日じゃなきゃダメな理由が人によってはあるんだろうか。私は嫌だもうそういう性癖の人になってしまうじゃん

 

サロンに着くと簡単な同意書を書いて施術室へ。下だけ全部脱いでベッドの下へどうぞ、タイミング見てまた来ますねと言われ上は着たまま下は全裸にタオルをかけた状態でしばらく待機。お姉さんがお待たせしましたーと入ってきて施術スタート。

「初めてですか〜?きっかけはなんだったんですか〜〜?」と慣れた様子でトークしながら手だけは淀みなく動き塗っては剥がし、塗っては剥がしていく。当然下半身お姉さんにおっぴろげ祭りなので最初は「ヤダ恥ずかしい……そんな見ないで明かり消してよ……」ってなもんでしたが5分で慣れた。あっちも仕事だしな、って思ったら即慣れた。

「やっぱり一番最初は体も緊張してるし今回が一番痛いんですよ〜でも二度目からはこんなもんか、って感じで慣れると思います!」ってお姉さん話しながらもガンガン抜いていく。無言だと痛みが際立つからたくさん話しかけてもらって気が紛れてよかった。

痛みはまあ一度に毛が抜かれるので当然痛い。でも人間の体って不思議なもんで何度もやられると慣れてくる。ただし、カミソリで自己処理していて剃ってる毛が短いとワックスに絡まないのでピンセットで抜かないといけなくなる。このピンセットで自己処理した固くなった毛を抜く作業がもう〜〜〜〜〜〜痛い。お姉さんに特に話してなかったのに「安藤さん……これ、自己処理してますね?カミソリでやりました?結構毛が短くてワックスに絡まないのでピンセットで抜きますが多分ここが一番痛いと思います」ってコナンばりの推理をかまされ脅されてビビりつつ抜かれた。この痛みがピンセットで肉つままれて引っ張られては離され、つままれて引っ張られては離され、の痛みに似てる。一度か二度ならこんなもんかくらいの痛みなんだけど、いつまで続くかわからないのが更にしんどかった。やっぱり拷問がいつまでやるか教えないのは理にかなってるんだなあとか考えつつやりすごした。暗い女だな。中途半端な自己処理した自分を恨んだ。

 

担当してくれたお姉さんが面白くて「お客様によって色んなきっかけがあるんですけど、彼氏に言われてって方が結構いて、割と痛いのに言われたからってやるなんて健気だな〜〜私ならまずお前がやってから言え!って思っちゃうので」とか「彼氏が変わるたびに毛の形を変える方とかいますよ〜〜いつもはオールオフだけど今いい感じの男がいるので少し残します!って方とか」とか「私、昔初めてやった時に彼氏に「ブラジリアンワックスでパイパンにするんだ〜」って話したら「え?やめなよ」って言われたことがあって、ハ?私お前に相談したっけ?行く報告しただけじゃないっけ?お前の意見は別に聞いてないんだけど?、ってなったことありましたね〜」などなどって話をガンガンしてくるので結構気は紛れました。血の気の多い女が好きだ。

 

喋ってたら「はいじゃあ次Iラインやるので体勢変えてくださいね〜〜」って言われてふと下を向けば、ない。あったべきものがなくなってる。ツルツル。赤ちゃん。私があまりにも驚きの顔をしていたのでお姉さん笑っていた。「初めてオールオフにした方のその反応私大っっ好きなんですよね〜〜満足です」って微笑まれた。お姉さんに満足して頂けたならパイパンにした甲斐もありますわ。

そんなこんなで1時間くらいで施術終了。マジでない。ツッッッルツル。しばらくトイレに行くたびにねえ!!!!!落としたか?!?!!!って思ってた。いやでも快適。メッッチャクチャ快適。

 

ムレないし痒くならないのは勿論のこと、下着が綺麗に履けるのも嬉しいしなんかストレスフリーになる。私はよくジムのサウナやシャワーを使ったり銭湯に行きますが人の目線も気にならない。むしろ見られてもどうぞ?という気さえしてくる。だってなんもないもん。恥ずかしさがなくなる。むしろ毛があるほうがムレるしこもるしオススメですよパイパンは。どうですか?あなたもパイパンの世界へ……という気もしてくる。マツコの知らないパイパンの世界特集やろう。ゲストで呼んで。仕事で上司に理不尽なことを言われても怒られても「どうせモジャモジャなんだろうなでもその点私はツルツルなので清潔なのであなたとはその点が違うのですよ」と謎のマウントが取れる。なんか優位に立った気さえして余裕が出てくる。余裕の微笑みさえ浮かべそう。

 

まずはパイパンがどんなものなのかやってみたかったのでこれからも続けるかは未定で様子見ですが、VIOをやる予定だったり自己処理でやってるくらいならブラジリアンワックスでオフするのはとてもオススメ。自己処理すると毛を抜くとき終わらない拷問されてるみたいな気分になるからこんな痛い思いするくらいなら最初から通えばよかった!!!!!って何度も思ったもんね。一ヶ月に一回通わなきゃいけないもんでもないし、ちょっと気になってきたなあ〜〜って時に行くのでもいいらしい。夏場だけしか来ない人とかもいるらしい。自由で最高。

 

 

ところでパイパンパイパン言ってたらひとつ思いついた単語がありまして思いついたら言わずにいられなくなってしまったので今日はこの単語を言って終わります。絶対スベるのわかってんだけど思いついたら言いたくなってしまうのが人間のサガってもんですの。

 

 

 

 

 

 

 

 

パイパン治験(廃藩置県)

 

 

 

 

(完)




最後にクソクイズ

この記事の中で何回パイパンって言ってるでしょ〜〜か?


答えは数えてないので知りません